新宿御苑企画展写真ギャラリー 2018

 ギフチョウと白木蓮    撮影:春山裕史    

 上越市のとある小山の頂上でお昼ちょっと過ぎ、ギフチョウは飛び回るばかりで無駄な連写の繰り返しでた。休憩で握り飯をほお張りながら景色を眺めていると、白い花びらにダンダラ模様が目に飛び込んできました。         
撮影場所:新潟県 4月

 花もチョウも春の黄色    撮影:鈴木英夫  

春の水元公園の入り口に咲く花に訪れたキアゲハ。ちょっと派手すぎるくらいの色合いです。少年の心で写しました。
撮影場所:東京 4月

カスミソウにウラナミシジミ  撮影:元谷民男  

病院の時間待ちの為、近くの公園で植えてある花を見てたらチョウが飛んで来てその花で吸蜜を始めた。時期的にオオミドリシジミかと思ったが、吸蜜なんか今まで見たことない。カメラを持って来て近寄ったらウラナミシジミでした。この時期に見たのは初めてです。
撮影場所:栃木県 6月

ネギ坊主にアオバセセリ   撮影:井上晴子

セセリチョウの仲間は、目がまん丸で毛がフサフサしていて、可愛い!その中でも人気者のアオバセセリ。まぁるいネギ坊主とぬいぐるみみたいなアオバセセリの組み合わせが気に入りました。
撮影場所:東京都 5月

アサギマダラ軽井沢でひと休み  撮影:林清弘

軽井沢町長倉「蝶の楽園」の皆さんが、フジバカマやその他吸蜜植物を植え、蝶や人のためにすばらしい癒しの空間を作ってくれました。楽しくて、「ありがとうございます」と言いながら、シャッターを切りました。
撮影場所:長野県 9月

アゲハチョウが舞う    撮影:向川靖彦

 夏の終わり、近くの里山を訪ねると、キバナコスモスの中に一頭のアゲハチョウが優雅に舞っていた。普通種とはいえ、お花畑に蜜を求める姿が愛らしく、お気に入りの一枚になった。
撮影場所:長野県 8月

ベニシジミと千日紅   撮影:菊地徹

 庭の千日紅に来て吸蜜しているところです。花の配置やボケ具合が良いと思って候補にあげていたのですが、偶然木漏れ日がチョウの真上からスポットライトをあてたようになっていて面白い写真になりました。
撮影場所:東京都 9月

ミドリヒョウモンの吸蜜    撮影:高畑悟郎

ヒョウモンチョウ類の多くは、山地の草原に生息するが、ミドリヒョウモンは千葉県の標高の低い里山でも見られる。6月に咲くオカトラオノの花には、しばしば吸蜜をしている様子が見られる。
撮影場所:千葉県 6月

のんびり、秋日和 ヒメアカタテハ  
             撮影:北條信之

雨上がりの朝、お日様を気持ち良さそうに受けてました。
撮影場所:埼玉県 10月

カタクリと”春の女神”ギフチョウ  撮影:野口雄右

初春のわずかな期間だけ出現する季節限定の蝶。カタクリの花の蜜を吸うのシーンが一番絵になります。
撮影場所:静岡県 3月

ヒガンバナとアゲハチョウ    撮影:坂本勝彦

ヒガンバナに止まったメスのアゲハチョウに次々とオスがやって来ました。最大8頭まで増えましたが、私の腕では4頭写すのが精一杯でした。
撮影場所:神奈川県 9月

アオスジアゲハのランチタイム   撮影:麻生順子

ヒメジョンは小花で可愛いのですが外来種。余り増え過ぎても困るなと思っていましたが、チョウがとまるのを見てからは余り気にならなくなりました。
撮影場所:茨城県 6月

ベニモンシロチョウ  撮影:足立幸子

ネムノキの花に吸蜜しようと訪れたベニモンシロチョウ
撮影場所:台湾 埔里 3月

カシワアカシジミの吸蜜    撮影:岩崎慎之介

海岸に近いカシワ林。昼を少し過ぎた時間帯、エゾノシシウドと思われる白い花でカシワアカシジミが吸蜜中。他のアカシジミ類と違って花に集まることが少ないので幸運な出会いでした。
撮影場所:北海道 7月

メキシコで出会ったアオジャコウアゲハ  
              撮影:伊豫田 忠人

メキシコ中央高原の街アグアスカリエンテスの公園でアオジャコウアゲハに出会いました。ブルーの輝きと大きな赤い紋からなる鮮やかな裏翅のデザインに目を奪われました。
撮影場所:メキシコ・アグアスカリエンテス 6月 

ツマグロヒョウモンに大接近   撮影:佐藤伶

「そうっと!そうっと!」、「カメラを構えたままで!」と、ママとばぁばが応援してくれて、何度も飛ばれてしまったけど、とうとう、こんなに近づいて大きく撮れました!!(ノートリミング・焦点距離200㎜)
撮影場所:千葉県 11月

舞い上がるアゲハ    撮影:倉澤アンネ

秋の晴天の日、曼珠沙華の上で4~5頭のアゲハがヒラヒラと舞い上がる。素敵な光景を撮るために近づくと、蝶の一部はどこかへ消え、2頭だけはゆっくりヒラヒラと舞い続けていた。
撮影場所:東京都 7月

コウリンカで吸蜜するヒメシジミ  撮影:青木稔

セセリ類の撮影に出かけた高原で、咲き始めたばかりのコウリンカの花で吸蜜しているヒメシジミを見つけた。コウリンカの花が咲く頃に新鮮なヒメシジミの姿があったことはラッキーだった。
撮影場所:群馬県 8月

小動物・アオバセセリ   撮影:伊勢利希

アオバセセリは、ビロードのような毛が全身を覆い、その丸々とした体形と、愛嬌のある目や頭部に表情があって、クチクラの外殻をまとった昆虫というよりは、まるで哺乳類の小動物みたいな愛らしさがある。5月初旬、渓谷を白く彩るミツバウツギが満開になるころ、アオバセセリたちがジェット機のようなスピードで、花から花へと飛び移る姿を映すのが毎年の楽しみである。
撮影場所:宮城県 5月

庭に来たナミアゲハ    撮影:村上 和優

我が家の庭にナミアゲハがやってきたので撮影しました。背景のガウラがうまくボケて良い具合になりました。卵や幼虫は庭で確認できていたのですがシーズン終盤の10月にやっと成虫を撮影できて良かったと思いました。
撮影場所:新潟県 10月

ハナムグリに遠慮するアサギマダラ  
            撮影:片岡喜志子

赤城自然園に出かけ、沢山のアサギマダラに出会いはしたものの、ピント合わせにとても苦労しながら回り、たまたまノハラアザミにハナムグリと一緒だけれど、遠慮がちに端っこで吸蜜している雄のアサギマダラに会いました。
撮影場所:群馬県 9月

ミドリシジミWストロー吸蜜  撮影:西嶋 信夫

「埼玉県の蝶」吸蜜ポイントを訪れました。2頭同時にストローをだすシーンに遭遇しました。黒い桑の実を大事そうに一心不乱に吸蜜していました。
撮影場所:埼玉県 6月

こんなところにウラクロシジミ♂ 撮影:田島茂

ウラクロシジミ♀を初めて見たのは、10年近く前のこと。毎年同じ場所で探すが出会うことはなかった。今年の帰り際にヤマグワの実で吸汁している姿を見つけた。後翅をスリスリしていたので♀と分かるように撮った。
撮影場所:群馬県 7月

ヒカゲチョウ     撮影:後藤 仁

クヌギの切り株で吸蜜中のヒカゲチョウ。最初は2頭だったがいつの間にか4頭になった。少ない樹液をストローを絡み合わせるようにして吸蜜する姿を見てちょっと感動を覚えた。
撮影場所:神奈川県 6月

スミナガシの吸水     撮影:和田信行

北アルプス白馬連峰の麓、栂池の早朝の「塩の道」古道で前夜動物が排泄したと思われる黒い糞にスミナガシが止まり無心に吸水していました。青緑色を帯びた灰黒色の地に白い斑紋が見事な翅にしばらく見とれました。
撮影場所:長野県 

ヒメアカタテハに求愛するツマグロヒョウモン
            撮影:田中和良

吸蜜しているヒメアカタテハの所に、ツマグロヒョウモンが飛んできて求愛した。ヒメアカタテハはツマグロヒョウモンのメスに似ているからだろうか。
撮影場所:埼玉県 

餌場でオオスズメバチと争う
サトキマダラヒカゲとクロヒカゲ  撮影:土師秀夫

オオスズメバチが樹液を吸っていました。サトキマダラヒカゲ、クロヒカゲなどが数羽近くに寄ってきました。オオスズメバチが追い払おうとすると、サトキマダラヒカゲが猛烈に反撃。オオスズメバチに向かっていくとは凄い。この写真を撮った直後の出来事でした。
撮影場所:神奈川県 5月

キタキチョウ 羽化して結ばれ   撮影:宮下耕一

晩秋、枯れたクサネムで羽化したキタキチョウに出会った。暫くしてもう一度様子を見に行くと交尾をしていた。羽化して間もない♀(右)に切なさを覚えたが、♂も子孫を残すのに懸命なのだろう。無事越冬して欲しいと願った。
撮影場所:愛知県 11月

クロオオアリの近くで産卵するクロシジミ
             撮影:橋爪善博

猛暑が続く夏の昼下がりクロシジミ♀が一頭藪の中に消えた。探ってみると自分の子供(幼虫)を養ってくれるクロオオアリを見つけてその近くにしっかりと卵を産み付けていた。産卵直後青みがかかった卵は数秒で白く変化していった。
撮影場所:山梨県 7月

アオバセセリ幼虫の巣の謎が解けた!
                 撮影:黒田亜富

アオバセセリ幼虫の巣には複数の孔がありますが何の為の孔なのかは謎でした。今回、孔から半身を乗り出して糸を吐いて葉の合わせ目を綴じるアオバセセリの幼虫が観察出来ました。それは長年の謎が解けた瞬間でした。
撮影場所:東京都 5月

糞を主脈に付けるアサマイチモンジの1齢幼虫
             撮影:高澤晋介

食草のスイカズラの葉の主脈を残して食べ、この主脈に自分の糞をせっせと運んでは、吐糸で付けてます。体にも糞を付けており、自分をカモフラージュしているのでしょうか?
撮影場所:埼玉県 8月

ミズイロオナガシジミのベビーフェイス  
               撮影:吉埜 孝広

なかなか顔を見せてくれないので、ちょっと覗かせてもらったら、これが以外と可愛い顔で、「被り物をしたミッフィー」を彷彿とさせます。
撮影場所:神奈川県 5月

ウラゴマダラシジミ 求愛…? 
いや略奪愛の争奪戦   撮影:北岡 茂基

カップリング中のペアが放棄された蜘蛛の巣にかかりました。身動きが取れないのをいいことに、複数の♂が蜘蛛の巣にかかった♀に群がって我こそは愛を略奪しようとします。不思議なことにカップルの2頭以外は蜘蛛の巣にかかりませんでした。
撮影場所:兵庫県

ムラサキツバメの羽化シーン   撮影:中村実生雄

9月下旬、蛹化直後から観察してきたムラサキツバメの羽化に立ち会う。前日真っ黒になった蛹を見て、この日は朝5時に三脚をセットして羽化を待つ。7時30分過ぎ、ついにその瞬間がやってきた。
撮影場所:東京都 9月

カバイロシジミの協奏    撮影:村田文彦

4年ぶりに訪れた北海道。曇り空で時々陽が差すカバイロシジミの撮影に適した日で朝から撮影してお昼頃に車の近くまで戻った時、集団吸水しながら協奏する姿に巡り逢う事が出来た。
撮影場所:北海道 6月

ムラサキツバメの越冬集団   撮影:雛倉正人

丘陵の雑木林が残る公園の陽だまりで、黄色くなり始めたセンノキの葉に、ムラサキツバメが端正に並んでいるのを見出した(川崎市内)。まるで枯葉色の花が咲いたようだが、目の前に食樹は無い。冬の塒(ねぐら)を探して、周辺から集まってくるのだ。
撮影場所:神奈川県 12月

タカネキマダラセセリの空中戦   撮影:鶴藤俊和

北アルプスの沢沿いの登山道を詰めて行くと、上流部の草付でタカネキマダラセセリに会うことができます。午前中、オスはイタドリや食草のイワノガヤスリなどの葉上でテリトリーを張っている姿が見られます。そこに別のオス個体が飛来するとジェット戦闘機のスクランブル発進のような勢いで飛び立ち、ごく短時間ですがオス同士が絡み合って飛ぶ姿が見られます。写真を撮った時には気が付かなかったのですが、よく見るとオスが脚同士をぶつけ合っている、まさに肉弾戦だったことに驚きました。
撮影場所:長野県 7月

梅雨明け、白山石楠花で吸蜜する
ミヤマシロチョウ   撮影:花岡敏道

 浅間山系烏帽子岳では、高山蝶のミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウの2種が見られる。7月になって、これらの魅了的なチョウたちと再会することが毎年の楽しみだが、果たしてこの光景がいつまで続くだろうか・・・。
撮影場所:長野県 7月

 アヤメとミヤマモンンキチョウ♀ 撮影:佐合 直

木道沿いのアヤメで新鮮な♀が繰り返し吸蜜。花にピンを置き、舞い戻るタイミングに合わせてプロキャプチャーモードで撮った。
撮影場所:長野県 7月

 

天候悪化をしのぐタカネヒカゲ 撮影:土生裕司

蝶ヶ岳頂上直下でハタザオ系の花で吸蜜するタカネヒカゲを撮影していた。急にあたりが暗くなり始め、風も強まってきた。やがて濃いガスがかかりはじめ、低く飛んだタカネヒカゲは茂みの下に入り込んだ。この後、さらに体を斜めに倒して強い風をしのいでいた。
撮影場所:長野県 7月

ミヤマシロチョウの舞い  撮影:吉田正樹

白いヨツバヒヨドリの花に白いミヤマシロチョウの取り合わせは、清楚な印象を与えてくれる。吸蜜している蝶にピントを合わせ、飛びあがった瞬間を高速シャッターで画面に止めることができた。
撮影場所:長野県 7月

霊峰月山のベニヒカゲ   撮影:小笠原和博

月山は冬には日本海からの強い季節風をうけ、山稜や山頂部は特異な高山矮小低木群落が発達しているといわれます。月山のベニヒカゲは、高山植物の間を這うようにせわしなく飛び回り、時折、太陽の光を背中に受けるように羽を広げて休みます。
撮影場所:山形県 8月

アザミとミヤマシロチョウ 撮影:大瀧啓樹

初出展です。7月中旬高山蝶の観察会に参加しました。貴重な存在のミヤマシロチョウがふわふわゆるやかに飛んでアザミの花に!天気にも恵まれ山登りも気持ちがよかったです
撮影場所:長野県 7月

オオイチモンジとの自撮り   撮影:坪内美加

70-300mmの望遠レンズを付けたデジ一眼で撮影しようとしていたら、私の膝で口吻を伸ばしたので、17-200mmのレンズを付けたもう一台で撮りました。重たいカメラを2台持ってた甲斐がありました。
撮影場所:長野県 7月

 クモマベニヒカゲ      撮影:猪越俊久

北アルプスの名峰、穂高をバックに翔ぶ姿は、紅色の紋を持ちながらも派手でなく慎ましやかに見えます。一部の高山蝶に見られる2年の風雪を耐え忍んだ姿だからでしょうか。
撮影場所:長野県 7月

花へ向かうクモマツマキチョウ 撮影:岸村高洋

南アルプスの林道でこの蝶を待った。期待通りにオレンジの塊は現れ、斜面に咲く花で吸蜜した。よっぽど空腹だったのか、待ちきれず?伸びた口吻が可愛い。普段あまり撮らないアングルに、背景も谷に向かって抜け、満足の一枚になった。
撮影場所:長野県 5月

森の輝き ミドリシジミ    撮影:工藤 真

毎年通うマイフィールドのミドリシジミは、なかなか下草に降りて来てくれないため、今年は思い切って隣の県に遠征。狙いが当たり、綺麗な開翅を間近に見ることができた。大感激。
撮影場所:埼玉県 6月

   

ヒメシジミのツーショット   撮影:村上奏太

長野県で足元にヒメシジミが向かい合っていたので撮影しました。2頭が向かい合って蜜を吸っていたので人間もお茶しながらおしゃべりするように蝶も会話をしているのかと思えました。
撮影場所:長野県 6月

ツマグロヒョウモンの指からジャンプ
                 撮影:神谷孝信

気に入っているこの大橋を背景として撮りたい為、何十回も通い、撮影にチャレンジし、漸く撮れた写真です。そこにいたこのチョウを先ず指に止め、飛び立つ瞬間を狙う訳ですが、チョウの目にピントが合い、上手く構図とマッチした写真は今までのところこの一枚のみです。
撮影場所:東京都 6月

スミナガシ       撮影:瀧井咲自

何かが空を横切ったと思い、目の前の砂利山を見ると、スミナガシがとまりました。逃げないように望遠で撮影したので触角がきちんと入りませんでした
撮影場所:東京都 5月

福岡に侵入、
 庭に来たムシャクロツバメシジミ 撮影:渋谷一明

私自身クロツバメシジミと間違えました。中国大陸、台湾に生息している種です。似てますが翅の表面の黒斑の配置が異なります。
撮影場所:兵庫県 9月

シロオビヒメヒカゲ     撮影:飯田晋一郎

北海道ではパークゴルフ場がたくさんあります。周辺を散歩していますとこの時期、出会うことが多いです。このチョウはパークゴルフ場が好きなんですね。もしかして食草の関係?
撮影場所:北海道 6月

夕陽に映えるオオムラサキ 撮影:益永 葉

遅い午後、林の中で1本のクヌギの樹液に惹かれて、沢山のオオムラサキが集まっていた。周辺を巡回する飛翔ルートはすでに暗かったがひとすじ、西陽が差し込む光の帯があり、そこを蝶が通り抜けるたびに鮮やかなブルーが映えて眩しかった。
撮影場所:山梨県 7月

  

花粉まみれのイチモンジセセリ  撮影:吉野喜美子

秋の木下沢で、イチモンジセセリが花粉だらけになりながら、夢中で吸蜜している隣で、冷静に吸蜜しているアブとの対比が面白かったです。
撮影場所:東京都 10月

後翅も赤いベニモンカラスシジミ 飛翔 
            撮影:立岩幸雄

イボタの樹冠で盛んに占有行動を見せるオス。本種の翅表を撮影すべく、ひたすら飛翔中の個体を狙う。数百カットのなか、偶然写った画像にビックリ!そこには前翅に加え後翅まで赤いベニモンカラスが写っていた。
撮影場所:長野県 5月

  ナラガシワ林のサファイアブルー  
ウラジロミドリシジミの輝き 撮影:板野 隆

朝のナラガシワ林で撮影。本種の早朝開翅タイム終了後、少し遅い時間帯に出会った新鮮な個体が翅を開いてくれました。美しい輝きにうっとりしながら撮影しました。
撮影場所:滋賀県 6月

コツバメの飛翔     撮影:佐藤伸一

一年に一度、春先に羽化するコツバメは開翅をしないため、静止状態で翅表を写すのは非常に難しい。産卵しているコツバメがいたので、飛び立ちを撮影したところ、運よく、翅表が良く写った写真を撮ることができた。
撮影場所:埼玉県 3月

 

ホウジャクの庭      撮影:田中正耕

秋になり蝶の姿が消えかかる頃、早朝あるいは夕方になると活発に飛翔する姿が見られます。まるでハチドリのように。
撮影場所:福岡県 10月

リュウキュウウラボシシジミ 石垣島にて再発見
            撮影:松井慶夫

約40年間石垣島では絶滅したと考えられていたリュウキュウウラボシシジミを2016年5月25日に石垣島の林道を入野氏と共に探蝶中に再発見しました。
(雑誌「ゆずりは No.70」に解説が載っています。)
撮影場所:沖縄県 5月

競演!ミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウ   
               撮影:金岡晃司

一昨年、見るのも苦労したミヤマシロチョウでしたが、今年はたくさん見ることができました。ノアザミでの吸蜜シーンを撮っていると、突然現れたミヤマモンキチョウ。貴重なシーンを見ることができた、最高の遠征となりました。
撮影場所:群馬県 7月

道東のアサマシジミ    撮影:辻 元

絶滅が危惧されている北海道のアサマシジミです。何とか確認できましたが今後が心配です。
撮影場所:北海道 7月

   

高原の結婚式-ホシチャバネセセリ- 撮影:宮下俊之

高原でホシチャバネセセリの交尾を見つけた。夢中で撮っていたら、離れたところにいた採集者が気配を感じたのかこちらに歩き始めた。これだけ撮らせてもらったペアが網に入るのは忍びなくて、指に乗せて目立たぬところに移してあげた。その後沢山卵を産んでくれたろうか。
撮影場所:群馬県 7月

交尾を終えて静かに開翅するオオゴマシジミ
           撮影:岡本雅昭

交尾を終えて北アルプスの深い谷に向かい、静かに翅を広げるオオゴマシジミの♀。本種に限らず、アリと共生する蝶は、その食性のためか、どことなく秘めた雰囲気がある。
撮影場所:長野県 8月

   

朝露とタイワンツバメシジミ   撮影:岩崎ひとみ

海岸を見下ろす峠越えの林道。まだ朝つゆの残るフキの葉の上で、日光浴を楽しみつつ活動準備中。道沿いの土手斜面にはシバハギも散見され、紅紫色の花をつけていました。
撮影場所:長崎県 9月

キアゲハと曼珠沙華 撮影:高崎明

黄色と黒色が基調のキアゲハが、曼珠沙華の赤い花に吸蜜に飛来したので、緑色の草木と青空を背景に魚眼レンズで撮りこんでみました。見沼田んぼの秋を味わっていただければ幸いです。
撮影場所:埼玉県 9月

「小春ちゃん」    撮影:木村藤香

ユキヤナギといえば純白の花ですが、このユキヤナギは、つぼみの時期は可愛らしいピンク色。そこにひょっこり降り立ったのは早春のアイドル、コツバメ。まだまだ気温は低くともこの瞬間、この子の周りは暖かい春風に包まれていました。
撮影場所:東京都 3月

   特定外来生物アカボシゴマダラ・バスター登場
                撮影:安川 憲

自転車散歩道でカマキリに遭遇したが、特定外来生物に指定されているアカボシゴマダラを駆除していた。お疲れ様です。
撮影場所:千葉県 9月

メナシベニヒカゲ   撮影:前田和信

北海道で海抜0mにも生息するベニヒカゲは本当の意味では高山蝶ではないかもしれませんが、本州ではそれなりの標高に生息する蝶ですので、一応、高山蝶として取り扱います。変異の多い蝶ですが、その中でもオレンジの紋にある蛇の目が消えてしまう『メナシベニヒカゲ』は際だった変異です。稚内周辺と長野北部でしか見ることが出来ません。
撮影場所:長野県 8月

禁断の構造色、ムラサキツバメ♂  撮影:永田正人

オスのムラサキツバメの表翅は地味な暗紫色だが、見る角度によっては素晴らしい構造色が現れる。フラフラと飛んで来て岩の上にとまったこの個体、日射しが全くない曇天なので翅を開くことは考えられなかったが、突然の全開翅。飛び去るまで30秒ほどだったが何とか撮影できた。
撮影場所:千葉県 11月

いつかヒョウモンモドキの未来へ  撮影:永井 信

草原に飛び交う絶滅危惧種。何気なく見れば交尾中。華やかな光を得て、なお清楚にその存在感が胸に迫る。このありきたりの一枚が、未来に繋ぐ証言に、そして鮮やかなヒョウ柄の輝きが印象的だ。
撮影場所:広島県 6月

クモマツマキチョウの飛翔   撮影:佐伯 元行

今年のクモマツマキチョウは早く、5月の連休には残雪の北アルプスをバックに飛ぶ姿が見られた。
撮影場所:長野県 5月