当協会では、2022年よりチョウ類のモニタリングプロジェクトを進めています。
チョウは自然環境の指標としてわかりやすく、チョウを継続して調べることで、自然環境がどのように変化しているかを知ることができます。チョウの種や個体数を継続的に調べるモニタリング調査は、イギリスで1970年代に始まり、その後、ヨーロッパ全域で取り組みが進められています。日本でも環境省のモニタリングサイト1000において調査が進められてきました。
日本チョウ類保全協会では、チョウのモニタリング調査をさらに多くの場所に広げるために、ヨーロッパにおけるチョウ類モニタリングのプロジェクトであるeBMSに参加し、普及活動を進めています。チョウはさまざまな環境に生息しており、モニタリング調査は身近な場所で、どなたでも始めることができます。身近なチョウを継続して調べることで、自然環境の変化も調べようとしています。このモニタリング調査について、調査の目的や方法などを紹介する研修会を全国各地で行っており、今後は、下記のように予定されています。
チョウの初心者の方も、最初は難しくても、慣れてくることで、どなたでも調査ができるようになります。関心を持たれた方はどなたでもご参加可能です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
連絡先:
日本チョウ類保全協会モニタリング担当 中村・清水・河村
〒140-0014 東京都品川区大井4-1-5-201TEL:03―37775-7006
携帯:080-5127―1696
Mail : jbcs@savebutterflies.jp