ヒョウモンモドキ
Melitaea scotosia
絶滅危惧IA類(環境省レッドリスト)
本州に分布。湿性草原が主な生息地であり、湿地や大規模な草原、
農地周辺の類似した環境に生息していた。
過去には14県から記録されているが、各種開発、管理放棄による
草原環境の変化によって激減、現在残っているのは広島県のみ。
幼虫の餌はタムラソウ、キセルアザミなど。
保全状況
広島県では「ヒョウモンモドキ保護の会」ほか多くの団体が協力し、
保全活動が実施されている。
生息地である放棄水田の湿地
湿地に生えるキセルアザミ
タムラソウを食べる夏期の幼虫
キセルアザミを食べる春の幼虫